世界最大級のK-POP授賞式「MAMA AWARDS」、初のアメリカ開催の意味とは
日本公演の出演ラインナップも注目
もちろん、11月22・23日の2日間にわたって京セラドーム大阪で行われる日本公演も手を抜いてはいない。 むしろ多くのK-POPファンにとって、本命はこの日本公演だろう。それは、出演ラインナップを見れば一目瞭然だ。 SEVENTEEN、G-DRAGON、aespa(エスパ)、IVE(アイヴ)、ENHYPEN(エンハイプン)、TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、ビョン・ウソクら豪華アーティストが集結している。 新人グループが主軸となったアメリカ公演に比べて、日本公演は日本でドームツアーや東京ドーム公演を成功させた、人気アーティストたちが大集合。大いなる盛り上がりが期待されている。 この「MAMA AWARDS」がほかのK-POP授賞式と差別化されるのは、ワールドワイドな規模だけではない。CJ ENMという大企業のサポートのもと、K-POPビジネスをリードしていることも特徴のひとつだ。 2024年は世界的決済テクノロジー企業の大手「Visa」がタイトルスポンサー契約を結び、2026年までの3年間にわたって独占スポンサーシップを提供することが発表され、話題となった。 また、アメリカと日本でLINE FRIENDSやサンリオキャラクターとコラボした、ポップアップゾーンやポップアップカフェも開催される。まさにビジネスとしてのK-POPの可能性を広げているのだ。 ここまでくると、“世界最大級”という謳い文句もそれっぽくなっているのではないだろうか。世界中の人々をハマらせる”K-POP沼”は、まだまだ深くなりそうだ。
TEXT=李ハナ(ピッチコミュニケーションズ)