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アカデミー賞、作品と視聴者の多様性を反映させた新たな受賞基準を発表

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Rolling Stone Japan

映画芸術科学アカデミーが、アカデミー賞の作品賞選考に新たな基準を設けることを発表した。 アカデミー賞の新たな受賞基準 作品賞を受賞するための基準として、応募作は以下の4つの基準のうち2つ以上を満たさなければならないとされた。尚、各基準の中にはさらに複数の条件がある。 基準A「画面に映る役者たち、作品のテーマ、物語」 基準B「制作の指揮、プロジェクトのチーム」 基準C「業界とのアクセス、機会」 基準D「オーディエンス・ディベロップメント」 以上の4つの基準の中でさらに、女性、人種的マイノリティ、LGBTQ+、そして障害者、聾唖者を含んでいる必要がある。例えば基準Aでは、主演または重要な助演俳優の少なくとも一人に人種的マイノリティを必要とする。そして出演する俳優たちの30%が2つのマイノリティグループから、もしくは、作品のメインテーマまたは物語に1つ以上のマイノリティグループの俳優が中心となること。以上の条件のどちらか1つ、もしくは両方を満たさなければならない。

作品と視聴者の多様性を反映させたい

2022年、2023年の第94回、95回アカデミー賞においては従来の基準で応募作を選考する。2024年の第96回からは、今回発表された新たな基準が用いられる。現状では、その他の部門賞は新基準に倣っていない。 映画芸術科学アカデミー会長のデイヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンは、合同の声明で「作品の制作、そして視聴者の人種的な多様性を反映させるためには門戸を広くしなければならない。アカデミーはこれを実現させるために重要な役割を担おうとしています」、「これらの新たな受賞基準が、私たちの産業に今後長く影響する本質的な変化を起こすでしょう」と、述べた。 この新基準は、アカデミー会員のデヴォン・フランクリン、ジム・ジャノプロスらからなる特別委員会により採択された。選定の際の参考となったのは、英国映画協会による英国アカデミー賞の特定のカテゴリで用いられる助成金、運営の適格性を決める基準、さらに全米製作者組合も参考にしたとのこと。

Althea Legaspi

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