角田裕毅「マシンはドライのセット。決勝では雨が降らないことを願う」13番グリッドからスタート…イギリスGP2年連続の入賞に意欲|F1
2022年F1第10戦イギリスGPの予選を終え、アルファタウリの角田裕毅が土曜日の予選セッションを振り返った。 現地シルバーストンでアルファタウリは、FPの段階からマシンのセットが安定せず。迎えた予選ではQ1からウェットコンディションとなるなか、角田&ピエール・ガスリーそろってQ2進出を果たした。 だがQ2ではガスリー11番手、角田13番手とトップ10に入れず、決勝で角田は13番グリッドからのスタートとなった。 角田は予選終了後「フリープラクティスの内容からして、予選Q2の突破は難しいと思っていた」とウェットながら13番グリッド獲得はまずまずの内容だったと語っている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「雨でとても厳しいコンディションでしたが、チームのみんなはとてもいい仕事をしてくれたと思う。この結果にはとても満足している」 「ここまで週末の内容を考えると、とてもポジティブだと思っています。決勝レースでは雨が降らないことを願っている。自分のマシンはドライコンディションに合わせたセットアップになっているし、ドライのままでなんとかポイントを狙っていきたい」 角田は「決勝レースが楽しみ。もちろん簡単ではないでしょうけど、きっとチャンスがあるはずだと期待している」と続け、ポイント獲得に向けて意欲を示した。 昨季、角田はシルバーストンで10位フィニッシュとなり、デビューシーズン4度目の入賞を果たした。奇しくも今季、角田はここまで3度の入賞を果たして第10戦イギリスGPを迎えており、昨シーズンと同じ状況となった。 2021年よりもアルファタウリのマシンは苦戦を余儀なくされているなか、角田は13番グリッドからの追い上げで、2年連続となるイギリスGPでの入賞を果たせるのだろうか。現地シルバーストンの日曜日は、角田の希望通りドライでの決勝となるのかにも注目だ。