賞金ランク1位の平田憲聖は13位後退「ゼロ点です」精密なショットが狂い…3連続ボギーも【男子ゴルフ】
◇30日 男子ゴルフ最終戦 日本シリーズJT杯第3日(東京都稲城市、東京よみうりCC) 賞金ランク同ランク1位の平田憲聖(24)=エレコム=は72とスコアを落とし、13位に後退した。初の賞金王を目指す賞金ランク2位の金谷拓実(26)=ヨギボー=が通算6アンダーの4位で最終日を迎える。優勝争いは中島啓太(24)が68と伸ばし、通算11アンダーで初日からの首位を堅持。3季ぶりの優勝を目指す片岡尚之(26)=CSテクノロジーズ=は1打差の2位につけた。 ◇ ◇ ◇ 平田は3バーディー、5ボギーだったラウンドを「ゼロ点です」と振り返った。今季4勝の原動力になった精密機械のようなショットが狂い、フェアウエーを捉えてもグリーンに乗らない。1番を3パットで開始し、13番からは3連続でボギーをたたいた。 「ちょっとのミスで、スコアを落とした。自分の中ではいつも通りだが、一瞬のちょっとした普段と違う感情があったりで、なかなかいいショットといいパットを打てない」と、苦しい胸の内を語る。 「上がりは少しましなフィニッシュかなと思うので、そこをプラスにとらえたい。明日で1年間が終わる。最後、いい形で、自分で納得できる形で終わりたい」。最後は祈るような表情で語った。
中日スポーツ