日経平均株価の28,000円台回復は約30年5カ月ぶり、ソニーなどハイテク株が上昇!
株式市場の振り返り-日経平均株価は約30年5カ月ぶり28,000円台、高値引けの大幅続伸
2021年1月8日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比) ・日経平均株価 28,139円(+648円、+2.4%) 大幅続伸 ・TOPIX 1,854.9(+28.6、+1.6%) 大幅3日続伸 ・東証マザーズ株価指数 1,235.6(+21.2、+1.8%) 反発 東証1部上場銘柄の概況 ・値上がり銘柄数:1,725、値下がり銘柄数:384、変わらず:77 ・値上がり業種数:30、値下がり業種数:3 ・昨年来高値更新銘柄数:127、昨年来安値更新銘柄数:2 東証1部の出来高は13億8,916万株、売買代金は3兆1,190億円(概算)となりました。 出来高は前日より減りましたが、売買代金は増加しています。米国株式相場の大幅高を受け、東京市場でもリスクオンモードが強まりました。また、この日はミニSQ算出に伴う嵩上げもあり、売買代金は3兆円を超える活況となりましたが、出来高は意外にも減少しています。 そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、約30年5カ月ぶりに28,000円台を回復しました。後場に入っても“買いが買いを呼ぶ”展開となり、最後は高値引けの大幅続伸となっています。取引時間中の高値は28,139円(+648円、昨年来高値更新)、安値は27,667円(+177円)となり、値幅(高値と安値の差)は約471円でした。 なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となり、日経平均株価と同様の高値引け、昨年来高値更新となりました。
東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は8日ぶりに2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は8,589万株、売買代金は1,976億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は179日連続で1,000億円を超えましたが、8日ぶりに2,000億円を下回りました。 一方、主力銘柄が買い戻された結果、株価指数は+2%高に迫る上昇となる反発でした。終値も1,200ポイント台を固めつつあるようです。