上空の寒気が退き、日本付近は暖かな空気に覆われるでしょう。14日(木)は3月並みの陽気となるため、積雪の多い地域では雪崩や屋根からの落雪などに注意が必要です。また、北海道には発達した低気圧が近付き、風と雪が強まるでしょう。寒冷前線が北日本から東日本を通過する影響で、大気の状態が不安定になりそうです。 　14日(木)朝の最低気温は、水曜朝よりも3℃ほど高くなり、冷え込みが少し和らぐでしょう。木曜昼間の最高気温は、東京では15℃まで上がって3月下旬並みの陽気になる予想です。日本海側の地域でも気温が高くなるため、雪解けによる洪水などにもご注意ください。 　14日(木)は、北海道では雪と風が強く、吹雪く所がありそうです。北陸地方では昼過ぎにかけて雪や雨が降るでしょう。太平洋側の地域では、引き続き晴れて空気が乾燥する見込みです。 　この先、土曜にかけて季節外れの暖かさが続きますが、日曜以降は新たな寒気が流れ込む予想です。17日(日)は北海道を中心に荒れた天気にご注意下さい。来週は再び真冬の寒さが戻るでしょう。(気象予報士・元井美貴)