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ヘンリー王子&メーガン妃、王室からの完全離脱は“不可能”な2人が取り組む「慈善活動の行方」

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ハーパーズ バザー・オンライン

 ヘンリー王子とメーガン妃が滞在している、俳優タイラー・ペリー所有のビバリーヒルズの邸宅では、ここ数週間の間に大きな出来事があった。それは、夫妻が立て続けに、2つの大きなイベントにリモート出演したこと。  ヘンリー王子は7月6日、慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」が開催したビデオ会議に出席し、公正や正義、平等の権利などについて話し合った。そしてその後14日には、国連財団が設立した団体「ガール・アップ」のオンラインサミットで、メーガン妃が基調講演を行った。 【写真】ファンが捉えた、見たことのないロイヤルファミリーの瞬間 イギリス王室の公務から引退した今も、ヘンリー王子は「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」の会長にとどまっている。会議で王子は、コモンウェルスが前進するには、まずは「過去を認める」必要があると発言。非常に多くの人々がそうしてきたものの、「まだやるべきことがたくさんある。そのことは、私たち全員が認識していると思う」と述べた。

王子のこの発言に対しては、特にイギリス国内で国会議員や歴史家、批評家などから批判の声が聞かれた。だが同時に、問題の多い過去のイギリスの植民地支配を認める姿勢に対し、称賛の声もあがっている。 コモンウェルス研究所のフィリップ・マーフィー所長は『インディペンデント』紙に対し、「コモンウェルスはこれまで、頻繁にその過去を否定してきました」「自らを歴史的な偶然によって生まれたものではなく、共通する価値観によって作り上げられた団体とみなそうとしてきたのです」と語っている。 実際のところ、議論が求められているのはまさにヘンリー王子が言及した点。「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」は若者たちの意見を受け、過去の植民地化と不当な行為が、今後の団体を形成していくうえでどのように生かされるべきかについて話し合いを始めている。 いっぽう夫妻にとっての問題は、どのような発言も行動も「離脱したロイヤルメンバーである」との先入観をもって受け止められてしまうということだろう。王子の言葉は、王室と対立するものと位置付けられてしまう。 メーガン妃が若い女性たちに向け、平等とより公平な世界のための闘いについてスピーチした際には、その内容はさまざまな形で、彼女自身が置かれた状況と結び付けられた。「否定的な声」をかき消すことについての発言は多くの人に、メーガン妃自身が受けた批判(ネット上でのヘイト発言など)を思い出させたはず。

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