海外メディアも日本の番狂わせを続々報道「感動火花」「評論家の度肝抜く」
高級紙であるガーディアン紙は「大迫が日本のために10人のコロンビアから驚きの勝利をつかむ」との見出しで初戦での日本の勝利を伝えた。 試合の明暗については、「コロンビアの人数的な不利は、前半の時間帯ではそれほど見受けられなかったが、ハーフタイム後には異なる展開となった。もしかしたらキンテロの同点ゴールで刺激された日本がより攻撃的な野心を持ってプレーし始めたのかもしれない。大迫は体を使ってコロンビアのエリアで穴のあったダビンソン・サンチェスの回りを動いた。それをアーセナルのゴールキーパーのオスピナがセーブ、3分後にも乾のシュートを素晴らしい守りで防いだ。コロンビアはしがみついた。酒井宏樹のシュートもポストの反対側にそれたが、本田圭佑のコーナーキックから大迫が、サンティアゴ・アリアスの上からヘディングを決めてリードを奪った。(試合開始から)ちょうど1時間が経つ前にキンテロに代わりに投入されていたロドリゲスが同点を狙ったが、この試合は開始3分からコロンビアの一日とはならなかったようだ」と分析した。 米のタイム誌は、「この感情的な選手よりも日本の勝利に熱狂した人はいないだろう」との表現で2-1とするヘディングシュートを決めた大迫を絶賛した。 「日本は、コロンビアから驚きの勝利を挙げ、2018年のワールドカップをスタートさせた。この勝利の勝因は、ゴールを挙げたときに見せたスター選手の反応を見ればわかる。サッカーにおいて勝利は、一つの大事な出来事だが、それに向けては、選手が(ゴールを挙げ)歓喜を示すことが助けとなる。火曜日の試合における、その選手は、日本のフォワードの大迫だった」 さらに「ありがたいことに、フォトグラファーたちは大迫と、ゴールを祝うミッドフィールダーの柴崎岳の姿を写真に収めることができた。この瞬間には、純粋な喜びと世界中の歓喜が体現されていた。空中に飛び上がった(大迫の)姿は、すべての人の心に伝わった」と、大迫の歓喜の姿をクローズアップした。 「日本はワールドカップ6大会連続出場にして興奮の勝利をつかんだが、逆にコロンビアは、仕事が増え、ポーランドとセネガルに対して彼らを倒さねばならなくなった」と、日本の大金星でグループHが混戦状態になったことを伝えた。