『消防学校』で火災 実習用の模擬家屋焼ける 前日に燃焼…鎮火確認足りず14時間後に再燃か 消防車も出動 「再発防止図る」
20日、長野市の県消防学校で、実習用の模擬家屋が焼ける火事がありました。研修の一環で燃焼させた際に、鎮火の確認が足りず、種火が再燃したとみられています。 20午前4時前、長野市篠ノ井の県消防学校にある実習用の模擬家屋から火が出ているのを近所の住民が見つけ、消防に通報しました。 消防車が駆け付けて消火活動にあたり、40分後に消し止められ、およそ10平方メートルを焼きました。 模擬家屋は、前日19日の午後に研修の一環で燃やしましたが、出火原因の調査のため、布団を外に運び出さず家屋の中に残しており、完全に消えていなかった火が再び燃えたと見られています。 消防学校では、来年からは夜間の巡回を徹底し、再発防止を図りたいとしています。