実はNGだった!? 高圧洗浄機を使う前に確認したい、高圧洗浄を避けるべき7つのモノ
庭やテラスなど、屋外の清掃をするには高圧洗浄機はとても便利な道具です。 勢いよく噴射する水で、汚れを簡単に吹き飛ばすことができるので、石づくりのパティオのコケや藻を除去するのに最適です。しかし、屋外掃除の全てに対応できるわけではありません。 【写真でチェック】実はNG!高圧洗浄機を避けるべきもの
高圧洗浄機の強力なパワーを考えれば、洗浄だけで破損する可能性があるので、使用に適さないものもあるのです。災難を避けるために、絶対に高圧洗浄機を使ってはいけない7つのものを紹介します。
1.天然石のパティオ
天然石のテラス(例えば、石灰岩や砂岩)は、コンクリートや花崗岩のような丈夫な表面に比べて壊れやすいものです。 高圧洗浄機をフルパワーで使用し、近接して洗浄すると、時間の経過と共に表面が摩耗して損傷する恐れがあります。 代わりに、タイルクリーナーなどの適切なクリーナーと中毛ブラシを使い、手でこすり、すすいでください。 もし業者から高圧洗浄機の使用を認められている場合は、圧力を下げ、正しいアタッチメントを使うようにしてください。
2.コンポジットデッキ
天然石と同様、コンポジットデッキに高圧洗浄機を使う場合は、必ずメーカーに確認してください。 洗浄力が強いとボードの仕上げが傷み、カビが生えやすくなるからです。また、表面が欠けたり削れたりする原因にもなるので、注意が必要です。 メーカーが高圧洗浄機の使用を認めている場合は、推奨されている低圧の設定とアタッチメントを使用し、木目に沿って洗いましょう。もしくは、表面に柔らかい毛のほうきを使うことをおすすめします。
3.車
高圧洗浄機は、車の汚れを落とし、吹き飛ばす効率的な方法のように思えるかもしれませんが、実は塗装にダメージを与える可能性があります。 高圧洗車は車の塗装を剥がし、錆を促進し、結果的に高額な修理につながることも考えられます。 どうしても車に高圧洗浄機を使用したい場合は、ダメージを避けるために正しい使い方を確認することが大切です。圧力は低めに設定し(圧力洗浄機のマニュアルで確認してください)、ファンノズルなどのアタッチメントを使用し、ノズルは塗装面に直接向けるのではなく、斜めにしてください。また、作業を始める前に、噴射口を地面に向けて圧力を確認するのもおすすめです。 高圧洗浄機は常に塗装から15cm以上離し(タイヤからは30cm)、塗装にダメージがある箇所は避けてください。 また、高圧洗浄機を使用して車を清掃する前に、必ず地方自治体の規則を確認してください。路上で洗車できるかどうか、あるいは車道で洗車できるかどうかは、規制によって決まる場合があります。流出水や洗浄剤が路面の排水溝に達するのを防がなければなりません。排水溝は雨水が集まり、濾過されて水が流れる場所です。指定洗車場を利用するという選択肢もあります。