熱気球が不時着、女性1人けが 熊本市
10日午前10時10分ごろ、飛行中の熱気球が熊本市西区池上町の田んぼに不時着した。いずれも同市の60代男女と、長崎市の20代女性の計3人が乗っていた。長崎市の女性が腰を打撲する軽傷。 熊本南署によると、熱気球は県内愛好家らのグループが共同所有し、熊本市の男性が操縦。同日午前8時20分ごろ、同市東区画図町の田んぼを出発し、南区御幸木部付近に着陸予定だったが、約7キロ北西に不時着した。 署は飛行中に何らかのトラブルが発生したとみて、不時着した原因を調べている。国土交通省と県の飛行許可は得ていた。女性2人は親子。 不時着現場近くの80代女性は「アドバルーンかと思ったが、徐々に降りてきた」と話した。同市中央区世安町の熊日本社からは、飛行中に上昇と下降を繰り返す熱気球が確認された。