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スニーカーみたいに走れる4代目ルノー ルーテシア。オススメはさらに軽快なMTモデル

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日刊カーセンサー

す Tシャツにスニーカー。そんな気軽さが似合うモデル 汗ばむような気温の日も増え、「Tシャツ1枚で過ごせるって最高だな!」という今日この頃。 そしてまた、リモートワークでもう二度と革靴が履けないんじゃないかというほどスニーカーになじんでしまった今日この頃。 肌なじみがよくてきれい見えする、お気に入りのTシャツやスニーカーのような車をお探しじゃないでしょうか? そんなあなたにオススメしたいのがルノー クリオ、日本名ルーテシアの4代目です。 ルーテシアには、ルノー・スポールが手がけるスポーツライン「ルーテシアR.S.」も用意されますが、こちらはハイテクスニーカーどころか名探偵コナンのキック力増強シューズみたいな存在。 それはそれでステキなんですが今回はちょっと置いておいて、素のルーテシアの「盛らない」こその気持ちよさをお伝えしたいと思います。 まずはその見栄えのよさをご覧ください。 いかがでしょうか? 2010年のパリサロンに出展されたコンセプトカー、「デジール」(フランス語で「欲望」!)をデザインのベースにしたという、「官能的な曲線」で構成されたエクステリア。 3代目と比べると、全長70mm、全幅30mm拡大し、全高は40mm低められた、ワイド&ローに構えたスポーティーなスタイル。 それでいて盛るというより削いだ、すっきりシンプルな佇まいがきれいです。 本国でのデビューは2012年、日本に導入されたのは2013年と、もう8年がたったモデル末期とは思えないほど古くささを感じさせません。 次期5代目はすでに2019年3月のジュネーブショーでデビューし、同5月からヨーロッパでの販売を開始していて、ルノー初のハイブリッドが搭載されたことでも話題になっています。 日本では2019年10月の東京モーターショーでお披露目され、日本導入が今か今かと待たれている真っ最中。 新型5代目のエクステリアが4代目のデザインを踏襲しているところからも、4代目がいかに成功したモデルかがわかります。 もちろんルノーのBセグメントを担う屋台骨だけあって、デザインだけではなく実用的なパッケージングも両立しています。 大人5人がちゃんと乗れて、ラゲージスペースは300Lを確保。後席シートバックは6:4の分割可倒式で長尺ものにも対応し、後席をすっかり畳んでしまえば1146Lの収納が可能となっています。 シートはフラットな形状の後席でも意外なほど、しっとりと肌なじみよく体を支えてくれます。前席は2017年2月のマイナーチェンジでシート形状が変更され、より立体的でホールド感のあるものになっています。 そして味わっていただきたいのがまさにスニーカーを思わせる軽快でさわやかな走り。ダイレクトですっきりとした操舵感はとても気持ちがいいものです。 2013年9月の日本デビューの際は、1.2Lターボとゲトラグ社製6段EDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ)のみでの導入でした。 EDCはルノー版DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)。2ペダルで操作できる自動MTで、AT免許で運転でき、燃費とダイレクト感にすぐれたこの変速機構は、ダウンサイジングターボとの相性もいいトランスミッションです。 シフトチェンジの際にはちょっとアクセルを戻してやるとよりスムーズといったコツはあるものの、坂道発進でブレーキペダルを離しても下がってしまわないように2秒停止してくれる「ヒルスタートアシスト」も備えるので、AT免許さんでも困らず扱えます。 ただし乾式DCTなので、特に走行距離の多い中古車を検討する際にはクラッチの不具合がないか、また購入後想定される走行距離によっていつごろ点検や交換が必要になるかなど、販売店で確認することをオススメします。 さらなる軽快さを求めるなら、MTモデルをオススメ! 前述のとおり1.2直4ターボと6EDCというパワートレーンは共通で、17インチアルミホイールを履いた充実装備の「インテンス」、16インチアルミの「ゼン」、16インチスチールホイールを履く受注生産のベースグレード「アクティフ」というラインナップで日本に導入された4代目ルーテシア。 じつは、特に推したいのは0.9L直3ターボに5MTを組み合わせたモデルです。 ずばり鼻先の軽さが半端ない! そして標準として用意される195/55R16というちょっと細めタイヤの軽やかさもちょうどいい。 ルーテシアの持ち味である軽快でさわやかな走りを楽しむなら断然これでしょう。 短いストロークで小気味よく、しかも神経質なところのないシフトフィールはカジュアルでハッピーなファン・トゥ・ドライブ。 ごく低速域でのトルクもあるので、そろそろとクラッチをつないでもきれいに発進できてストレスもなく、せっかくMT免許を取ったという若葉マークさんにもオススメです。 そんなMTモデルは、2015年1月「ゼン」に追加され、2017年2月のマイチェンでカタログ落ち。同3月「S MT」という限定車として100台投入して即完売の後、同10月に「ゼンMT」としてランナップされるという数奇な歴史を歩んでいます。 近年乗用車販売台数のMT率は2%を切るというわが国ですが、ルーテシアにMTモデルを待ち望むファンの存在がはっきりと見て取れ、これに精いっぱい応えたルノー・ジャポンの心意気を感じるではありませんか。 玉数は少ないですが、マツダ デミオのMT車あたりを物色中の方にも、ぜひお試しいただきたいですね。 中古市場でチェックすべきマイナーチェンジは、まず1.2LターボのトルクアップとEDCの設定変更が行われ、アイドリングストップ機構が追加された2016年3月。 次に「インテンス」のフロントマスクお色直しと「ゼン」「アクティフ」にスマホを連動できる「R&GO」を搭載した2017年2月。 そして全モデルのヘッドランプがフルLED化され、フォグランプなどフロントランプ類がチェッカーフラッグ風にデザインされた「R.S.ビジョン」を採用した2017年7月。 ざっと見たところ本体価格50万円台から。年式が新しめで走行距離1万km以下の物件でも、200万円を切るものがあってお得かと思われます。 Tシャツとスニーカーの開放感が味わえる、ルーテシアならではの心地いいドライブで、どうぞハッピーに笑っちゃってください。 文/竹井あきら、写真/ルノー

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