県全域にインフル注意報 前週から倍増の1389人、対策呼び掛け【宇部】
県は18日、県内全域に「インフルエンザ流行発生注意報」を発令した。9~15日の1週間で患者報告数が1389人(前週比784人増)と9週連続で増加し、1医療機関当たりの平均が20・73人(同11・70人増)となって基準値の10人を上回ったため。 保健所管内別では、宇部・山陽小野田・美祢の3市を管轄する宇部管内は232人(同72人増)、平均は23・20人(同7・20人増)で2週連続で注意報レベル。山口は112人(同74人増)、平均14・00人(同9・25人増)と倍増した。長門、萩を除く7管内で注意報レベルとなった。 県では、小まめな手洗い、換気などの対策を呼び掛けている。 新型コロナも県全体で233人(同98人増)、平均は3・48人(同1・47人増)と3週連続で増加。保健所管内別では宇部で42人(同22人増)、平均は4・20人(同2・20人増)。山口は29人(同13人増)で平均は3・63人(同1・63人増)だった。下関26人(同8人増)、岩国45人(同25人増)、柳井24人(同8人増)、周南12人(同8人減)、防府14人(同1人減)、長門22人(同16人増)、萩19人(同15人増)と、周南と防府以外で増加した。 コロナによる集団発生報告は、山陽小野田市の高齢者施設など計4件が報告されている。 この他、宇部管内では手足口病が26週連続で警報レベルとなっている。