通行止めの京奈和道・紀の川ICが12月12日午前5時に通行再開へ/和歌山県紀の川市
路面にひび割れが見つかり、2023年12月5日から通行止めが続いている、和歌山県紀の川市の京奈和自動車道・紀の川インターチェンジについて、国土交通省・近畿地方整備局は、復旧工事が完了する12月12日(木)の午前5時、およそ1年ぶりに通行を再開すると発表しました。 紀の川インターチェンジでは、全長およそ90メートルにわたって路面に複数のひび割れが見つかり、2023年12月5日から通行止めが続いています。 国土交通省・和歌山河川国道事務所では、検討委員会を開いて原因や復旧方法を検討した結果、もともとため池だった場所に盛り土をして建設したものの、付近のため池の水を抜いた際に盛り土が地滑りを起こして、路面にひびが入ったと分析しました。 これを踏まえて、盛り土を新たにやり直すなどの復旧工事を行い、およそ1年後の12月12日の午前5時にようやく通行が再開されることになったということです。 紀の川インターチェンジの通行再開に伴い、一部が通行止めになっていた紀の川市道も、同じく12月12日の午前5時に通行が再開されます。 国土交通省では「通行再開日まで、もうしばらくの間ご不便をおかけするが、理解と協力をお願いしたい」と話しています。