木村佳乃『恋する母たち』息子役・藤原大祐に「完全にノックアウトされてます」
結婚をし、子を産み、母となった女性たちが、魅力的な男性と再び出会ってしまったら…? 現在放送中の金曜ドラマ『恋する母たち』は、そんな女性たちの物語。 「もともと私は原作マンガの読者で、“ドラマになったら絶対おもしろいだろうな…”と常々思っていたので、まずドラマ化が嬉しかったですし、しかも私に出演依頼をいただいて…。ダブルでびっくりでした (笑)」 木村さん演じる主人公の石渡杏は、夫と一人息子と暮らす平凡な主婦。しかしある日、会社のお金を横領した夫が女性と失踪してしまう。 「夫がいなくなり収入も断たれ、それこそ髪を振り乱して仕事を探し、シングルマザーとして働いてきた。そんな中で、夫と失踪した女性の夫である斉木さん (小泉孝太郎) と11年ぶりに再会し、惹かれていく…。杏さんは真面目でまっすぐで、恋愛ベタ。“言わなきゃいいのに…”ってことを言っちゃうんですよ。でも、彼女のそんな部分に共感を覚える女性は多いと思うので、ぜひツッコミを入れながら見ていただけると」 杏以外にも、2人の“恋する母”が登場。売れない小説家で主夫の夫と、息子を養うキャリアウーマンの優子 (吉田羊) 、セレブ暮らしの半面、不倫する夫を問い詰められないまり (仲里依紗) 。3人は、息子が同じ名門高校生という共通点がある。 「各々素敵な男性と出会ってしまい、恋をするのか、しないのか…。不倫って現実ではタブーですが、ドラマなどフィクションの世界なら思い切り描ける題材。いろいろ大変な時期だからこそ、みなさんがこのハラハラドキドキに浸って、ストレス解消をしてくださったら嬉しいです」 私生活ではお嬢さんがいる木村さん。息子とはどんな存在? 「よくぞ聞いてくださいました! めっちゃかわいいんです! 私の息子を演じている藤原大祐くんに、もう完全にノックアウトされてます (笑) 。里依紗ちゃんが、“息子ってかわいいよ~”と言ってたんですが、“これか! ”と毎日実感しています。撮影の合間も横で、“今日はどうやって帰るの? 電車? ”とか、無駄に話しかけちゃってます、私。絶対藤原くんは、“うるさいなぁ”って思ってると思いますけど (笑)」 『恋する母たち』 同じ名門校に息子を通わせる三者三様の母3人。夫と駆け落ちした女性の夫に、会社の後輩社員に、強引に誘惑する落語家に、それぞれ惹かれていく…。原作は柴門ふみのコミックス。毎週金曜22:00~、TBS系にて放送中。 きむら・よしの 俳優。1976年生まれ、東京都出身。ドラマや映画、舞台はもちろん、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』 (日本テレビ系) でも活躍。出演映画『ファーストラヴ』『騙し絵の牙』が来年公開予定。 ピアス¥29,000 リング¥27,000 (共にMayumi Murasawa TEL:080-5683-6485) その他はスタイリスト私物 ※『anan』2020年11月25日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・中井綾子 (crepe) ヘア&メイク・佐野真知子 (SCENT OF FIG) (by anan編集部)