日本の酒造りに「世界的お墨付き」 愛媛県内蔵元も歓喜 松山で振る舞い酒
日本酒などの「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録されたことを受け、県酒造組合(越智浩理事長)は5日夜、松山市一番町1丁目の地酒アンテナショップ「蔵元屋」で会見を開き、喜びの声を上げた。人口減少で国内市場は縮小しており、県内でも「世界的お墨付き」を契機にした輸出の拡大に期待が寄せられている。 会見は、石鎚酒造(西条市)や梅錦山川(四国中央市)など県内8蔵元が参加した。越智理事長はあいさつなどで「大変うれしく、誇らしい。こうじ菌と人の技によって受け継がれた酒造りが皆さまに愛され、世界の食文化の多様性に貢献することを願う」と語った。鏡開きもあり、お祝いに集まった客に振る舞い酒が配られた。
愛媛新聞社