＜C大阪・鹿島＞前半、追加点を決めポーズを決める鹿島・鈴木優磨（撮影・長嶋　久樹）

　◇明治安田J1リーグ第37節　鹿島　2―0　C大阪（2024年11月30日　ヨドコウ） 【写真】＜C大阪・鹿島＞前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・師岡 　鹿島が3試合ぶりの勝利を挙げた。 　2戦連続無得点だった攻撃陣が序盤から目覚めた。前半10分、MF知念慶が強烈なミドルシュートを放つと、GKが弾いたこぼれ球にFW師岡柊生が反応。左足で豪快に押し込み、先制の今季2点目を挙げた。4分後にはFW鈴木優磨のスーパーゴールで追加点。MF柴崎岳のクロスをゴール左で受け、左足ダイレクトボレーで右隅に流し込んだ。その後はC大阪にシュート数で圧倒され、再三のピンチを招いたが、GK早川友基の好守などでシャットアウト。敵地C大阪戦は12連勝とした。 　鈴木は9日の名古屋戦で人生初の一発レッド。出場停止明けの一戦でみそぎの一発を決め、エースの役割を果たした。「打つ前から肩の力を抜いてリラックスできて打てた。退場して非常に反省しましたし、今日点を取って勝てたらみそぎは終わりだと思っていた。みそぎは終わったとはっきり言えます」と息をついた。 　上位チームが勝利したため、順位は5位で変わらず。12月8日の最終節は町田と対戦する。