植物園の未来を世界の園長が語る 京都府立植物園開園100周年記念国際シンポジウム
京都府立植物園開園100周年を記念し、世界有数の植物園の園長などが京都に集い、植物園の未来について議論する国際シンポジウムが京都市内で開かれました。京都市左京区の京都学・歴彩館で行われた国際シンポジウムは、府立植物園 開園100周年記念事業の一環で行われたもので「人と自然の共生-植物園の役割を考える」をテーマに、シンガポール唯一の世界遺産に登録されているシンガポール植物園のプアイ・ヨク・タン園長など、国内外7ヵ所の植物園関係者が集まって講演をおこないました。講演では、植物多様性の喪失という課題に対しての取り組みや今後の植物園の在り方について、それぞれの植物園関係者が述べ、なかでも世界遺産に登録されているイギリスのキュー王立植物園の公認植物画家の山中麻須美さんは、植物が地球環境を支えているとした上で、未来に向けたキュー王立植物園のプロジェクトについて来場者に披露しました。