42.195キロバトンでつなぐ 小矢部で児童~85歳、177人リレー 2時間08分03秒でゴール
おやべ422人リレーマラソン大会2024(富山新聞社後援)は13日、小矢部市の小矢部陸上競技場で行われた。小学生~85歳までの25チーム177人が100メートルずつバトンをつないでフルマラソンの42・195キロを走った。女子日本記録の2時間18分59秒を10分56秒上回る2時間08分03秒でゴールした。 【写真】選手宣誓するチームメルヘンの2人 桜井森夫市長の合図で、藤本雅明市議会議長が第1走者として午前9時にスタートした。大会を主催した市スポーツ協会の中嶋秀明会長が最終走者を務め、希望者と一緒にゴールに駆け込んだ。日本海リーグ・富山GRNサンダーバーズの武留(たける)外野手、倭吉(かずよし)内野手が招待選手として加わり、T.kids津沢JVCは20人の大所帯で出場した。 80歳以上でつくる富山傘寿野球クラブに所属し、最年長出場となった甲谷正夫さん(85)はメンバー4人で参加し「最初は少し心配だったが、4人とも何とか元気で走り終えることができた」と話した。着ぐるみで出場するチームもあり、恐竜の格好で走ったチーム「大谷小2年」の山本真裕さん(36)は「少し走りにくかったが、子どもたちの思い出に残ってほしかった。今後も大会を盛り上げたい」と語った。 開会式では中嶋会長があいさつし、桜井市長、藤本議長、筱岡貞郎県議が祝辞を述べた。チームメルヘンの髙田結唯さん(小矢部市石動小6年)と渋谷茅咲さん(同市東部小5年)が「楽しく、笑顔で走り抜けます」と選手宣誓した。