脚で注目度高めた五十幡亮汰。プレミア12の経験をステップアップに【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#237】
残り2試合、脚で大暴れを
と、いうところまで書いて、ベネズエラ戦に行ってきた。今、自宅に戻ってもまだ興奮が続いている。アメリカ戦は小園海斗の大爆発だったが、今夜は牧秀悟だ。すごかったな、グランドスラム。本当はあんな大活躍を清宮に期待していたのだが、ちょっとこれは今大会、出る幕なくなったなぁ。東京ドームのファンが素晴らしいムードを作っている。ホントはあの熱に乗っからなきゃ。 そうそう、五十幡の話の途中だった。ベネズエラ戦では終盤、三盗を決め、タッチアップでベネズエラの強肩レイエスに刺された。「五十幡vsレイエス」は名前的にハムファンとしては反応してしまう。あの場面、見応えあったけれど、五十幡は悔しかった。 でも、それだけじゃない。存在感は増したと思う。牧秀悟のグランドスラムにむちゃくちゃ喜ぶ姿が全国の野球ファンに届いた。逆転満塁ホームランは誰だって喜ぶが、牧と五十幡は中央大学の同期なのだ。ちょっと出遅れてデスターシャする五十幡の映像がSNSで伸びている。ベンチで牧の肩揉みをする姿も最高。 全国に印象づけられたのは「俊足」と「可愛さ」だろうか。五十幡はプレミア12で階段をひとつ上がったんじゃないか。台湾戦と決勝戦、牧と一緒に大暴れしてほしい。