明治神宮野球大会 東洋大姫路、初の決勝進出ならず 横浜に延長十一回タイブレークの末惜敗
明治神宮野球大会第4日は23日、東京・神宮球場で高校の部の準決勝があり、近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)は、延長十一回タイブレークの末に、関東地区代表の横浜(神奈川)に1-3で惜敗し、初の決勝進出を逃した。 【写真】甲子園の内野席防球フェンス1.5mかさ上げ 東洋大姫路は17年ぶりの出場で、今大会3試合目。五回にこの秋15戦目にして初めて先制を許したが、八回、先頭の代打白鳥飛哉真(ひやま)外野手の右への二塁打と捕逸で無死三塁とし、阪下漣投手のスリーバントスクイズ(記録は犠打野選)で追い付いた。 1-1で迎えた延長十回表を無失点に抑えたが、その裏は無得点。延長十一回表に2点を失い、裏の攻撃で無死満塁としたが、後続を断たれた。 東洋大姫路は今秋の兵庫県大会、近畿大会をそれぞれ17年ぶりに制覇。1979、2007年に続く3度目の神宮大会で初勝利を挙げ、準決勝まで勝ち進んでいた。 高校の部には、全国10の地区大会優勝校が参戦した。(初鹿野俊)