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橋下氏が指摘「テレビのコメンテーターは、4つか5つくらいの“批判フレーズ”で回している」

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ABEMA TIMES

 共に首長経験を持ち、地方分権については意見が一致することも多い東国原英夫氏と橋下徹氏。18日のABEMA『NewsBAR橋下』で、GoToトラベルや小池都知事、政局まで語り合った。 【映像】東国原英夫 “GoTo”に喝!&秋に衆院解散ある!?安倍政権つぎの一手は… 橋下:GoToキャンペーンについては、政府がルールを作るんじゃなくて、東京、千葉、埼玉、神奈川の中だけでやるとか、もっと知事たちで細かいルールを決めればいい。僕たちが言ってきた地方分権は、こういう時に必要になるんだ、という良い例だ。 東国原:2012年に橋下さんが打ち出した構想は正解だった。ただ、現実は本当に難しい。“PCR検査に目詰まりがある”、と言うけれど、目詰まりは絶対ある。安倍さんだって、現場のことまではわからない。野党も、“目詰まりを無くせばいい”と無責任に言うが、やってみろ、と。我々も、“目詰まりがあるよね”と言うしかない。言うたびに心が痛んでいた。 橋下:我々は行政を知っているから。陽性者を全て入院させてしまうと、病院がいっぱいになってしまうから、PCR検査をどんどん広げることはできない。なんでもかんでも“広げろ”、“目詰まりをなくせ”、ではなく、“ここが問題ですよ”というのは、僕たちのように経験した人間が言えることなのかな。

東国原:だから小池都知事も、あれが精一杯なんじゃないかな。僕は嫌いだけれど、政治家としては強かだし、“ザ・政治家”だなぁと、ある意味尊敬している。 橋下:小池さんを徹底批判しているコメンテーターも、権力を批判しないと存在意義がなくなるからね。みんな批判だけ。でも、どうしたらいいのかということ。東京の保健所のシステムを調べてみると、めちゃくちゃ脆弱でかわいそう。全国の保健所と違って、そもそも特別区が脆弱な組織だから回らない。僕らは批判しながらも、“ここが問題ですね”と言っているんだけど、誰も気づいてくれない。 東国原:PCR検査は保健所でもやっているけど、民間でもやっている。それも保険適用内、保険適用外と複雑だ。だから結果が5時間で出るパターンもあれば、2日かかるパターンもある。だから陽性者数に訂正があったり、数日後に足したりといったことが起こる。現場は本当に大変だと思う。でも厚生労働省は“早く出してこいよ!”と言う。そういうのが積み重なって、都と国が不信感を抱くようになる。僕もそういう事情を知りながら“早く出せ”とか“目詰まり直せ”とか言っているから、本当に心が痛いんだよなぁ。 橋下:びっくりしたのは、東京都では中核市は八王子市だけで、市町村と特別区という、弱い組織ばかり。その上にある東京都庁だけがマンモスのように大きくなっている。大阪では吉村さん、松井さんが府に情報が集まる仕組みを作った。その意味でも、大阪都構想は東京23区の弱い部分を乗り越えて、東京都政のレベルアップしたものだ。それでも、小池さんのことも安倍さんのことも、批判するのはラク。“説明不足”、“議論が足りない”。“複雑な問題ですね”、“よく考えましょう”。“拙速すぎる”。だいたい、この4つか5つくらいのコメント、フレーズでコメンテーターは回しているからね。

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