県に早期改良・整備求める 4路線の期成同盟会
亀田市長らが要望活動
主要地方道市原天津小湊線、同千葉鴨川線、同鴨川保田線の各改良期成同盟会と、地域高規格道路「館山・鴨川道路」整備促進期成同盟会(それぞれ会長、亀田郁夫鴨川市長)はこのほど、危険箇所や幅員の狭い交通難所の早期改良などを求める要望活動を千葉県に対して行った。
亀田会長が、千葉県庁を訪問。地元選出の木下敬二副議長、川名康介県議の立ち合いで、県土整備部の河南正幸部長をはじめ、幹部職員に要望書を手渡した。
3路線は、観光や地元の基幹道路として重要な路線で、継続的な整備が行われているが、危険箇所や道幅が狭い場所など交通難所が点在しており、安全性や快適性が十分に確保されておらず、観光バスなど大型車両の通行に支障があると指摘。
また、館山・鴨川道路については、内房と外房を結ぶ国道128号は、太平洋沿岸を通り、並行する代替え道路がないため、巨大地震や津波で生活圏域に分断、孤立を生む恐れがある。災害に強く地域間の連携を支える自動車専用道路の整備が必要としている。
房日新聞