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「言っちゃいけないことまで知ってます(笑)」山田邦子が語る“レスラー愛”

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ABEMA TIMES

 5月3日放送のノアTVマッチで、タレントの山田邦子が鮮烈な“解説デビュー”を果たした。もともとプロレス会場に足繁く通う熱心なファン。プライベートでもプロレスラーたちと交流があるだけに、ファン目線あり“裏情報”ありの独自な解説スタイルが大好評となった。80年代、プロレス中継をバラエティ化した『ギブUPまで待てない!!』に出演、物議を醸したが、それから30年以上を経て評価“の爆上げ”だ。中継を終えたところで、無観客試合の感想とプロレスへの思いを聞いた。(聞き手・橋本宗洋) 【映像】ファンから好評だった山田邦子の初解説 ――ノアの無観客試合をご覧になって、率直にどのような感想を? 「見る前はちょっとナメてましたね。正直、つまんないんじゃないかと思ってた(笑)。ファンの歓声がない試合ってどうなんだろうって。でも見てみたらすっごいよかったです。音が近くに感じるので臨場感もありましたね。見たことないくらい近くから撮ってる映像もあって」 ――リング上の選手の声がよく聞こえるように、撮影の工夫もあったそうです。 「選手って意外と声を出してるんだなって。チーム同士で声をかけ合ったりね。そういう連携で熱さも感じたし、あらためてノアが好きでよかったな、プロレスが好きでよかったなって感じましたね」 ――大会(杉浦軍vs金剛対抗戦)で印象に残った選手は? 「みんなよかったですけど……覇王かなぁ。体は小さいんだけど魅力的な選手ですよね。いろんなことができる。やっぱり体が小さいから、あの手この手で闘わなきゃいけない。それがいい形で出てる選手だと思います」 ――覇王選手は以前いた団体をやめて、リングネームを変えてのノア参戦。気合いが入ってるでしょうね。 「そう思いますね。私も去年、40年いた事務所をやめてるんですよ(笑)。“この年になってどうして?”って言う人もいたんですけど、いくつになっても“何か変わりたい”“新しいことをやりたい”っていう気持ちがあって。それはプロレスラーも一緒なのかなって。征矢(学)さんも顔つきが変わってたし。新しい選手が来るのはノアにとってもいいことですよ」 ――今回の解説は選手のプライベートなエピソードも最高でした。「拳王は家に遊びに来るとなかなか帰らない」とか「高円寺で飲んでて、気が付いたら鈴木秀樹とラーメン食べてた」とか(笑)。 「そう言ってもらえると嬉しいですね。でも私もこの世界で40年やってますからね。言っちゃいけないことは言ってないんですよ。言っちゃいけないことまで知ってます(笑)。でもそこはうまく調整して」 ――長くプロレスを見られてきただけに「自分が解説するならこんな話をしよう」とプランしていた部分もあるんですか? 「いえいえ、解説のお仕事は初めてで、とにかく試合を見られるのが嬉しくて(笑)」 ――新たな名解説者として、今後も期待したいです。 「ほんとですか? 私はいろんな団体を見てるんですけど、ノアが一番、好きな選手が多いんですよ。それが役に立ったのかな。見逃し配信で言いすぎてないかチェックしたいですね(笑)。あとイヤリングの映り具合も確認しないと」 ――潮崎豪選手のTシャツだけでなくイヤリングにも意味があったんですね。 「KとA。ノアの中でも一番好きな“小峠篤司”で。細けー!(笑)」 ――今回は出場していない選手にもエールを送るという。 「小峠、本当にいいやつなんですよ。いい意味でプロレスバカでね。プロレスのことしか考えてない。大好きなんです」 ――プロレス界だけでなく、今はお笑いの世界も新しい形でエンタメを提供しようとしていますね。 「そうなんですよ、ライブができないので。だからみんなYouTubeだったりツイッターで、映像のネタを見せてますね。実は私もやってるんですよ。お笑いって、仕事としてやらされてるわけじゃないですからね。職業だけど生き様なので。形を変えても、仕事じゃなくてもやりたいんですよ。それで家で扮装してネタやって」 ――レスラーも“試合がしたい”という気持ちが高まっているでしょうね。 「選手には、いつも会場で応援してもらっている感謝の気持ちがあると思うんですね。だから、こういう時こそみなさんが元気になるようにって考えてると思います。それが試合に出てるんじゃないかな。家にこもってばかりいると、どうも気弱になったりつまらないことを考えたりしてしまうじゃないですか。“明日はどうなるんだろう”って。そういう時にプロレスラーが頑張っている姿を見るとスカッとしますね」 ――ブログでは、亡くなられた岡江久美子さんについて書かれていました。邦子さんも岡江さんも乳がんと闘った経験があると……。 「今って、私だけじゃなくみんなが生まれて初めての経験をしてると思うんです。2020年、年が明けた時にこんなことになるなんて誰も思ってなかった。オリンピックもあって楽しい年になるぞと思ってたわけですもんね。本当におかしな経験をしているなって。そんな中で夢や希望をあきらめないで、ちょっとずつかもしれないけどやりたいことをやっていきたいですね。それが家の中であってもね。そしてまたいつか、会場で会ってみんなでハグして、好きなプロレスラーを応援できる日が絶対来ますから。それまで、今は今の形でできることを真剣にやっておくべきだなって」 ――プロレスに関して言えば、とにかく今は無観客試合を見てもらって。 「それに、これはこれで面白いなって。別腹としてアリですよね(笑)。むしろクセになりそう。そうなると地上波、普通の番組の人たちも頑張らないといけないですよね。新しい面白いことがあるって知っちゃったわけですもんね」 ――今、無観客試合を見てプロレスにハマる人が出てきたら面白いですね。 「そういう人には、いつか興行が再会したら会場にも来てほしいですね。今はプ女子もいっぱいいるので、女性の方も安心して来てほしい。まずは南側のひな壇になってる席が安全でオススメです(笑)」 ――解説では後楽園の売店名物「ファイターチキン」にも触れてましたね 「そう、あれどうして味を変えちゃったんですかねぇ。ずっと人気あるのに。後楽園はお酒も売ってるし、飲んで大声出して選手を応援すると気持ちいいですよ」 ――後楽園の売店といえばレモンサワーも有名ですから。 「そうそう。でも酔っ払いすぎないようにね。まあレモンサワーは2杯までかなぁ(笑)」

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