全チームがレギュラーシーズン後半突入 下位チームの追い上げは?/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日で、全9チームがレギュラーシーズン後半戦に突入。各チーム、ポイント状況に明暗がくっきり分かれており、特に下位チームは残り半分でどこまで盛り返せるかで、リーグ全体のおもしろさがまるで変わってくる。 【映像】全チームが後半戦、突入!(生中継) リーグ7位の渋谷ABEMASは、個人2連勝中の白鳥翔(連盟)が出る。リーダー多井隆晴(RMU)、相棒・松本吉弘(協会)がともに振るわず3ケタマイナスを叩く中、日向藍子(最高位戦)と小さいながらも個人プラスで、希望の光になっている。過去のシーズンは支える側が多い印象だったが、今シーズンこそ高く羽ばたいてチームを救う。 リーグ8位のEX風林火山は、二階堂亜樹(連盟)が出場。個人3ケタマイナスがなかなか解消できず、姉・二階堂瑠美(連盟)と日々、明るく振る舞ってはいるものの、どうにも成績が上がらない。ここは瑠美が役満・四暗刻で息を吹き返したように、ド派手な花火を打ち上げたい。 リーグ5位のTEAM雷電は、大黒柱の瀬戸熊直樹(連盟)が先発。チームはなんとかプラスを守るが、個人プラスなのは本田朋広(連盟)だけで、他の3人は小さなマイナス。いつまでも1人に重圧を背負わせるわけにもいかない。ここは精神的な支柱でもあるベテランが、対戦相手を震え上がらせてきた強さを見せつける。 チームポイントが+700を超える赤坂ドリブンズは、ネット麻雀の神・渡辺太(最高位戦)が先発。個人2位で、いよいよMVPも狙える位置だが、大量のプレーヤーが集うネット麻雀界で何度も頂点に立ってきた実績からすれば、誰も驚いていないだろう。飄々と、かつ大胆に前に出る麻雀は、Mリーグ全体にも影響を与えるほど。またも驚きの一打を放つか。 【12月20日第1試合】 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)個人2位 +277.1 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人30位 ▲210.1 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人18位 +16.5 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人21位 ▲13.8 【12月19日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +771.2(48/96) 2位 セガサミーフェニックス +542.1(50/96) 3位 U-NEXT Pirates +341.9(48/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +77.8(50/96) 5位 TEAM雷電 +6.3(48/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲97.0(50/96) 7位 渋谷ABEMAS ▲382.3(48/96) 8位 EX風林火山 ▲465.2(48/96) 9位 BEAST X ▲814.8(50/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部