米国の出生数が増加、2014年以来-黒人やアジア系などは減少
(ブルームバーグ): 2021年の米国の出生数は、14年以来となる増加を記録した。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となった前年の減少から反転した。
米保健統計センター(NCHS)が24日公表した暫定データによると、21年の出生数は前年比1%増の366万人。20年は3.8%減だった。人種別では白人とヒスパニック系がそれぞれ前年比2%増となったが、黒人やアジア系、先住民は減少を記録した。
21年の米出生率(人口1000人当たりの出生数)も上昇したが、人口置換水準は下回った。米出生率は07年以来、同水準を下回り続けている。
原題:
US Births Rise for First Time Since 2014; Black Women Saw Drop(抜粋)
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Alexandre Tanzi