【チャレンジC】ラヴェルが中団から突き抜ける!2年ぶりの復活Vで重賞2勝目 矢作芳人調教師は10年連続JRA重賞制覇
11月30日の京都11Rで行われた第75回チャレンジカップ(3歳以上オープン、別定、GⅢ、芝2000メートル、15頭立て、1着賞金=4300万円)は、川田将雅騎手の3番人気ラヴェル(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が中団馬群で脚をためて直線に入ると、末脚全開で豪快に突き抜け優勝。2022年アルテミスS以来、約2年ぶりの復活Vで2つ目の重賞タイトルを手にした。矢作芳人調教師は今年初のJRA重賞制覇で、15年から10年連続のJRA重賞制覇。タイムは1分58秒2(良)。 1馬身3/4差の2着にはディープモンスター(6番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にエアファンディタ(13番人気)が入り、1番人気のダノンエアズロックは7着に敗れた。 チャレンジCを勝ったラヴェルは、父キタサンブラック、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は13戦3勝。重賞は22年アルテミスS(GⅢ)に次いで2勝目。矢作芳人調教師はチャレンジC初勝利、川田将雅騎手は09年キャプテントゥーレ、20年レイパパレに次いで3勝目。