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コロナ第3波ついに襲来か…クラスター相次ぎ実効再生産数も悪化

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日刊ゲンダイDIGITAL

 ついに新型コロナの第3波襲来か――。各地でクラスターが相次いでいる。  千葉ロッテは6日、角中勝也外野手、鳥谷敬内野手らチーム関係者11人の陽性を発表した。  札幌のススキノのクラブでも5日、23人のクラスターが発生。陸自朝霞駐屯地での教育課程に参加していた隊員31人のバーベキュークラスターも起きている。  気がかりなのが、1人の感染者が平均何人に感染させるかの指標「実効再生産数」が上昇していることだ。1を下回ると感染者数は減少し、収束に向かうが、1を上回ると感染は拡大する。東洋経済オンラインが算出している全国の実効再生産数は、9月は16日の1.03を除き、1を下回っていた。ところが、30日に前日の0.98から1.14へと1を突破。以降、1.17、1.17、1.14、1.12と連日1を上回っている。  札幌市では5日、過去最多となる1日に35人の感染が判明した。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。 「実効再生産数が示す通り、コロナの流行期である秋冬を迎え、この先、感染が拡大していくと思われます。感染が拡大し始めた初期の段階で、早く手を打って感染を抑え込まなければ、経済上のダメージは計り知れないものになる。第1波、第2波で経験したのは感染を抑え、不安を取り除かなければ、経済は回らないということです。なのに、その教訓が生かされず、菅政権は感染対策を何もしようとしていません。再び感染が拡大している欧米では、早めに抑制策に動いています」

感染再拡大の欧米早期封じ込め

 秋を迎える北半球はコロナの再拡大に襲われている。感染拡大が深刻な米ニューヨーク市では、一部地域で都市封鎖。ロシアでは1日当たりの新規感染者数が5月以来、再び1万人を超え、在宅勤務要請や学校の長期休暇の延長に動いている。フランスでは3日、過去最悪の1万6972人の新規感染者が出てしまった。  欧州では11月か12月の冬に再び波が来ると想定していたが、予想より早い襲来に慌てて対応している。  9月の4連休や「Go To」の東京追加の影響が感染者数に反映されるのはこれからだ。感染が爆発してからでは遅い。

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