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親密で緻密な細部から生み出されるリズム。銀座メゾンエルメス フォーラムでサンドラ・シント展「コズミック・ガーデン」が開催

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美術手帖

 サンドラ・シントは1968年ブラジル生まれ、現在はサンパウロ在住。これまで星や結晶、波などをモチーフとするドローイングを主としたインスタレーションを数多く手がけてきた。日本では、2008年に豊田市美術館で、15年には青森公立大学国際芸術センター青森での滞在制作に参加。またパートナーのアルバーノ・アフォンソとともに「アトリエ・フィダルガ」を主宰し、ブラジルの国内外で展覧会やレジデンシーなどの交流も行っている。  シントにとってドローイングとは、人々の体験や記憶、夢を共有するひとつの内省的な言語でありながら、時間と向かい合うための重要な方法であり、瞑想や休息をも意味する。白や銀の細い線から描き出されるのは、荒れ狂う海や暴風雨、天空など人間の力の及ばない崇高さと結びつく光景。それらによってシントは、カタストロフや混沌に直面したとき人間が感情と向き合う時間について問いかけている。  そんなシントの個展「コズミック・ガーデン」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。会期は2月11日~5月10日。  本展でシントは、宇宙を象徴的に表す青のグラデーションを用いながら、生命の流動や宇宙の時空を抽象的に重ね合わせたインスタレーションを発表。制作は数日間にわたり、シントと親交のある何人かのアーティストたちの共同作業によって行われるという。  ドローイングの反復的なリズムは空間へ共鳴し、鑑賞者は静かな休息の時間のなかに、不安定な社会に対する静かな抵抗をも感じることができるだろう。

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