【福岡ボート・一般】水面もレース傾向も激変かも
<30日・福岡ボート・3日目> 【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】 今節はここまで逃げが24本も決まり、抜きでの1回を加えるとインの1着数は25回。節間のイン1着率は69.4%ととんでもない高さになっています。前節のイン1着率が44.4%と低かったことを踏まえると、激変してしまっています。 3日目まで冬型の気圧配置が強まり、前検から強めの北風が吹く荒れた天候。うねりを呼ぶ海風である北寄りの風が吹き、2、3日目は安定板が付いていたことを考えてもいかに波浪水面だったかが分かります。 しかも、HS向かい風ではなくまくりに不利の追い風になったことと、低調機シリーズでまくれるだけのパワーがあるエンジンが少ないことも重なって、これだけインが強くなったと考えられます。
ただ、4日目以降は3日目までがうそのように水面は収まる予報。今節は元から潮回りはいいので、静水面へと大幅にシフトしそうなムードです。こうなればレース傾向も激変する可能性が高くなります。4日目のイン想定選手の実績表を見てみると、当地におけるインの信頼度の目安である、エンジン素性Bランク以上&イン1着率70%以上の両条件を満たす選手はゼロ。3日目までとは違い急にイン受難の水面へと変化しても不思議はありません。