赤鮮やかヒガンバナ 富山県小矢部市
富山県小矢部市五郎丸でヒガンバナが見頃を迎えた。27日は、一目見ようと訪れた人たちが真っ赤な花を写真に収めていた。花のピークは29日ごろで、10月6日ごろまで楽しめる見込み。 同所は「ヒガンバナの里」として知られ、地元住民でつくるヒガンバナの里づくり委員会が、田んぼのあぜや道路沿いなどに球根を植えている。 今年は昨年より1万本多い約13万本が咲く。9月の猛暑の影響で開花が例年より4~5日遅れ、27日時点で七分咲きとなっている。 今年から記念撮影用のパネルを設置した。同委員会の川原俊昭事務局長(76)は「素朴な里山の中にある秋の風景を楽しんでほしい」と話した。