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非常時の食を考える 県栄養士災害支援チームが研修 奄美市名瀬

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南海日日新聞

 公益社団法人鹿児島県栄養士災害支援チームのスタッフ養成研修が29日、鹿児島県奄美市名瀬の県立大島病院であった。奄美大島では初の開催。島内の栄養士、管理栄養士と医療、行政、消防関係者ら約30人が参加して災害時の食の在り方について見識を深めた。  同法人は日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)の下部組織。JDA-DATは、大規模な自然災害(地震、台風など)が発生した際に被災地内の医療、福祉、行政関係者と協力し、緊急栄養補給物資の支援など状況に応じた栄養・食生活支援活動を行うことを目的に設立された。2019年1月現在、全国で2117人、県内で79人が所属している。  研修には島内の栄養士、管理栄養士計11人が参加。29、30日と9月6日の計3回実施される。非常時に医療、行政、消防と連携して任務に当たるために、食事関係以外にも防災や避難所運営に関する計11の多彩なプログラムを予定している。  研修では、水やお湯を加えるだけで食べられる保存食アルファ米の試食もあった。研修に参加した老人福祉施設の栄養士の女性(30代)は「災害時の対応を学んで備えておきたいと思って参加した。奄美豪雨や熊本の震災時の現場の話などを詳しく聞けてためになった」と話した。  災害派遣医療チーム(DMAT)に所属する同病院救命救急センターの高間辰雄センター長は「離島という条件を考えると備蓄は重要。現状の態勢でよいのか考える機会にしたいと研修を実施した」と説明。また「奄美群島でDMATの医師は6人しかいない。今回のような研修を重ねて非常時に協力できるスタッフを増やしていきたい」と展望を述べた。

奄美の南海日日新聞

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