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ヒアルロン酸やレチノール……スキンケアコスメの「有効成分」を解説

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ハーパーズ バザー・オンライン

美肌への近道は、有効成分に着目した商品選び。いずれもなじみのある化粧品原料だが、それぞれの特性を知れば肌悩みに効率よくアプローチできるはず。 【写真】知っておこう、肌に良くないドリンク、ワースト7

ヒアルロン酸:肌の保湿といえばこれに勝るものなし

「ヒアルロン酸」は皮膚はもちろん、関節や目、血管など体内に広く存在し、1gで約6リットルもの水分を抱え込むという高い保水力を持つ。よって肌なじみが良く、角層の水分量を高めながら肌をしっとりなめらかに整える。 すなわち疲れた肌をリフレッシュするのに最も効果的で即効性のある成分といえる。体内では加齢とともにその産生量は減少し、乾燥やシワなどの原因となる。化粧水からクリームまでほとんどのアイテムに配合されているので、日々のケアできちんと補給することが重要だ。

植物:マルチタスクで多忙な現代女性をサポート

母なる大自然は、いわば最強の科学者。「植物」が画期的な美容成分を生み出したとしても、何の不思議もない。だから現代のトップスキンケアブランドはどこも“植物ハンター”を抱え、世界の未開の地を巡り、さまざまな植物をリサーチしているのだ。 肌のターンオーバーを促し、シミのもととなるメラニンの生成を抑え、くすんだ肌を明るくする……ボタニカルコスメはたった一品でさまざまな肌トラブルに対処。実は毎日のスキンケアを効率化してくれる、多忙な現代女性の救世主だ。

レチノール:毛穴からシワまで網羅するエイジングケアの主役

エビデンスのある効能効果を持つ成分としてビューティ業界で好んで使われるのが「レチノール」だ。「ピュアレチノール」あるいは「レチノール誘導体」として配合され、コラーゲンの産生や細胞のターンオーバーを促し、肌表面をなめらかに整え、毛穴を引き締め、ニキビをケアする効果が認められている。 ただし肌状態によっては刺激を感じる場合があるため各社、配合量や配合方法などを工夫している。用法・用量を守って正しく使うことが大切だ。

脂肪:バリア機能のための必須成分

ダイエットの敵とされる「脂肪」だが、スキンケアとなると必須栄養素のひとつだ。表皮をレンガ塀に例えれば、セラミドや脂質はレンガ(=細胞)をつなぎとめるセメント。肌の潤いをキープし、汚染物質やバクテリアなどの外部刺激から肌を守る。 「セラミドの量は30 歳を境に急激に減少。肌の機能を最適化するために、脂質を補うことは重要です」とは、ニューヨークの皮膚科医、デンディ・エンゲルマン博士。セラミドを補うことで、パワフルなアンチエイジング成分に対する耐性が高まるという効果も。

ビタミンC:最も長い歴史を持つ美白有効成分

「ビタミンC」は毎日摂取すべし。なぜならタイプを問わずすべての肌に有効な美白成分であり、ヘルシー美肌をキープするのに欠かせない美容成分だから。 「肌色を改善し、フリーラジカルによるダメージから肌を守り、輝きを引き出します。美容液を選ぶなら、少なくとも10%程度配合されているものを。ビタミンCは光や空気などに触れると壊れてしまうのでカプセル化して配合されているか、遮光ボトルのものを選んで」とは、ロンドンのスキンスペシャリスト、アニータ・スターナム博士。

From Harper's BAZAAR July / August 2020

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