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「贅沢はモノを所有することじゃない」──90歳の“投資の神様”ウォーレン・バフェットが説く真の豊かさ。

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VOGUE JAPAN

今年4月に発表されたアメリカ『フォーブス』誌の世界長者番付では第4位、日本円で約7兆円という国家予算なみの資産を保有する大富豪投資家のウォーレン・バフェット。ずっと同じ家に住み続け、毎朝3.17ドルの朝食をとり、少額の金にもこだわり、富のほとんどを慈善活動に捧げる彼のシンプルで無駄のないプライベートには、with コロナ時代を豊かに生き抜くためのヒントが詰まっている。

「これまで私は世界各国に家を持ちたいとか、高級車を何台も所有したいとか、そういった類の“贅沢”をしたいと思ったことはありません。朝食はいつもマクドナルドで$3.17(約330円)、それ以上は使いません。携帯電話も$20(約2,200円)のいわゆる“ガラケー”でしたが、今年の2月に遂にiPhone11に機種変更しました。ただの電話として使っていますが」 そうアメリカメディアに語ったのは、「投資の神様」と呼ばれ、世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイを率いるCEO兼会長のウォーレン・バフェットだ。彼はアメリカIT大手のアップル社が “化ける” ことを信じてずっと投資し続け、同社の株の5.9%を保有する株主でもある。先月31日には、伊藤忠商事や三菱商事など日本の5大商社株の発行済み株式の5%超を取得したと発表し、日本市場に上場する個別株を初めて保有したことを受けて日本でも彼の動向に注目が集まっている。 長期投資を基本スタイルに、「誰にでもわかるシンプルな事業であること」「経営者が倹約家で優秀であること」「商品やサービスに独占力があること」「企業としての歴史に裏づけされたブランド価値が高いこと」等々、目先の株価にとらわれず堅実でシンプルな投資手法をポリシーとしている。そして、55兆円とも言われる巨額の資産運用を行い、ビル・ゲイツも社外取締役に名を連ねるバークシャー・ハサウェイは、2020年7月末時点の世界時価総額ランキングで第9位(1位はアップル社)。彼と長年バッテリーを組む副会長のチャーリー・マンガーは96歳というからなんともパワフルだ。

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