岩田剛典「ディーン・フジオカさんは唯一無二の華がある」特別対談インタビュー|CLASSY.
’19年のドラマ『シャーロック』でのバディぶりが大好評だったディーン・フジオカさんと岩田剛典さん。最高にカッコいい二人が今度は劇場版としてカムバック。普段もバディさながら仲の良いお二人に、今回の映画の話、そしてお互いへの思いについて語っていただきました。
「がんちゃんはアグレッシブな挑戦者」(ディーン)×「唯一無二の華がある」(岩田)
【ディーン・フジオカ】ジャケット¥64,900 パンツ¥38,600(ともにLAD MUSICIAN/LAD MUSICIANSHINJUKU)その他/スタイリスト私物【岩田剛典】ジャケット¥449,900パンツ¥132,000(ともにルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
普段もバディ感あふれるお二人。お互いにはどんな印象を持っていますか?
岩田「ドラマの現場では約3カ月、大変さも含めいろいろ共有できて、人間性を感じる部分や尊敬できるところも知ることができ、すごくシンパシーを感じて…。その頃から長いお付き合いになりそうだなって思いました」 ディーン「自分は初めて会ったときから、こうやって映画のプロモーションをする日が来るだろうなってなんとなく予感していたので(笑)。それくらい縁が深いものを感じて、きっとこれから続いていく物語が始まるんだなと思ってたので…、初めて会ったとき『がんちゃんって呼んでいい?』って言ったんだよね(笑)」 岩田「僕もそれがありがたかったというか。初日から一気に距離を縮めてくださったので嬉しかったです。お互いに呼び名があるほうが撮影もしやすいですよね」
お互いの俳優としての魅力はどんなところだと思いますか?
岩田「ディーンさんの唯一無二の華があるところは言わずもがなで、映像のなかの存在感が魅力ですね。そこには生まれ持ったものもありつつ、これまでの人生で積み上げられてきた経験値や見識を含めての存在感なんだと思います」 ディーン「そう言ってくれるのは嬉しいな。この仕事って華やかに見えるかもしれないけど、懸けているものや犠牲にしているものもあって、果たして見合っているのかなって思うこともあるんですが(苦笑)、ポジティブに感じてもらえてるのはすごく嬉しい。がんちゃんはアグレッシブだし、いい意味でチャレンジャーだよね。その潔さは素晴らしいなと思う。肌を露出するような役もやるでしょ?」 岩田「そうですね(笑)」 ディーン「いろんな役を演じているし、それには覚悟とか決意がないとできないというのもよくわかるから。ドラマも含めどんな映像作品にもコミットしているところに、がんちゃんの俳優としてのスタンスをすごく感じますね」 岩田「それは明確に意識しながらやってるかもしれない。毎回、イメージを壊したいなって思っている自分がいまだにいて…もうそろそろ落ち着けよって思うんですけど(笑)。でもここ数年の活動を通して、もう一度立ち返って落ち着いてみようかなって気持ちはあります。ちょっとやりすぎたかなって(笑)」 ディーン「ははは(笑)。面白いね」 岩田「自分に合うか合わないかは、やってみないとわからないと思っていて――。最近はそれがわかってきてちょっと考えたりもするけど、好きな監督もたくさんいますし新しい出会いもあるし。いい時間だなと思える現場があるので、そんなときはチャレンジして良かったなと思います」