【特集】衆院選に向け動き出す静岡県内選挙区 県内最激戦区か 静岡6区
立憲民主党 渡辺周氏
一方の渡辺氏は衆議院解散前日の8日、メディアの取材に応じ、開口一番、小選挙区での議席奪還への思いを口にしました。 立憲民主党 渡辺周氏: 「前回が4420票の差で小選挙区で敗れまして、その後東海ブロックの4位と、5議席のうちの下から2番目で何とか辛うじて比例復活当選しましたから。その思いというのはあります。できるだけ街頭に立ったり、色んな形で呼ばれてもいない会合に顔を出し、欲しがられてもいない名刺を渡し、求められてもいないのに握手もしながらですね。一生懸命渡辺周ってどんな人ということは、この3年間の間にやってきたつもりではあります」 旧民主党時代に政権与党を経験したとは言え、当選9回のうち、その大半が野党としての立場でした。 自民党の裏金問題や旧統一教会との問題など、政治不信を招いた責任の半分以上は野党にもあるとした上で…。 立憲民主党 渡辺周氏: 「今いろんなうみが出てきているわけですから、私たちが政権交代、叶わなくとも、やはり与野党の緊張状態を作らないと、おかしなことをしたら世の中はしっぺ返しをするし、おかしなことをしたら、一つ間違えたら政権ひっくり返るぞと、いうことをやっぱり今回何としても、意地になっても、見せたいなと思います」
れいわ新選組 冨谷皐介氏
北海道出身でいわゆる“地盤も看板もカバンもない”冨谷氏は、スルガ銀行のシェアハウスをめぐる不正融資の元被害者。 同じような問題を抱える消費者支援団体で代表を務めています。 今回、スルガ銀行の本店がある沼津市を戦いの場に選び、 長期間の経済停滞を招いてきた自民党政治を終わらせたいとしています。 れいわ新選組 冨谷皐介氏: 「今のこの自民党の政治というものは、国民の国民による国民のための政治にまったくなっていないんじゃないかなという大きな疑問が沸き上がってきた。自分の子どもの世代、あるいはまだ孫はいませんけど、そういった世代に豊かな幸せな明るい日本を残してあげたいなと思ったんです。そう考えた時にいてもたってもいられなくなった」 衆院選は15日公示、27日投開票です。