『スラムドッグ$ミリオネア』続編を製作へ アカデミー賞8冠の名作「クレジットロール後も長く心に残る」
映画『スラムドッグ$ミリオネア』続編の権利を製作会社ブリッジ7が獲得した。ハリウッド・リポーターによると、『ウェディング・シーズン』のプロデューサー、スワティ・シェッティと芸能事務所CAAのグラント・ケスマンが新たにロサンゼルスで設立したブリッジ7は、英国のセラドールと交渉の末、続編映画とテレビ番組化の権利を手に入れたという。 【写真】『スラムドッグ$ミリオネア』のワンシーン 主演デヴ・パテルの出世作となった ダニー・ボイル監督による2008年作の前作で、出資ならびに製作を担ったセラドールは、完全に“敗れた”わけではなく、ブリッジ7とともに続編の製作に参加する見込みだ。 『LION/ライオン~25年目のただいま~』などで知られる俳優デヴ・パテル(34)のブレイク作となった『スラムドッグ$ミリオネア』は、アカデミー賞で作品賞を含む8部門を受賞する成功を収めた。 シェッティとケスマンは、共同声明で「クレジットロールの後も長く心に残る物語があり、『スラムドッグ$ミリオネア』は間違いなくそのひとつです。その物語は文化的、地理的な境界線を越えて普遍的であり、私たちが愛する物語を体現しています。それはエンターテイメントと深い人間的経験を繋げたものなのです」と述べた。 『スラムドッグ$ミリオネア』は、インドのムンバイにあるスラムの厳しい環境の中で育った無学の青年ジャマル(デヴ)が、クイズ番組で一夜にして億万長者となりえるチャンスを掴む姿を描いている。 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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