ウィリアム王子とキャサリン妃、コロナ禍と闘うエッセンシャルワーカーたちを称える詩を披露
現地時間12月11日(金)にロンドンの劇場で開催されたチャリティイベントに出席したウィリアム王子とキャサリン妃。イベントは新型コロナウイルス感染症の拡大と闘う医師や看護師、教師、市民生活を支えたエッセンシャルワーカーやボランティアを労うパントマイム公演だった。パントマイムだったのはパンデミック中に親と一緒に過ごせず不安な日々を送った彼らの子どもたちを喜ばせる目的もあったから。王子と妃もジョージ王子やシャーロット王女、ルイ王子を連れて出席した。 【写真】キャサリン妃&ウィリアム王子の“サンキューツアー”を写真で追跡!
王子と妃は今週初めにその様子を動画でアップ。「このクリスマスに、エッセンシャルワーカーとその家族たちが私たちの安全を守るためにしてくれたこと、払った犠牲に感謝したい。ハムリーズと国営宝くじと協力し、クリスマスの魔法をほんの少しみなさんと分かち合いました」。イベントは国営宝くじが主催、有名おもちゃ店「ハムリーズ」も支援していた。
動画の中で王子と妃はナレーションした王子と妃。2人の言葉は韻を踏んでいてアメリカの詩「Twas the Night Before Christmas (クリスマスの前の晩)」をもとにした詩になっている。キャサリン妃は「看護師や医師が戦い(fight)の中心にいました。そして先生や店舗の従業員、ボランティアたちが彼らの苦闘(plight)に加わりました」。ウィリアム王子は「彼らがしてくれたこと(done)に国中が感謝しています。そして彼らに感謝し、ちょっとした楽しいこと(fun)をプレゼントしたいと思いました」。動画ではサンタクロースとエルフたちが「ハムリーズ」でプレゼントを準備、子どもたちにプレゼントする様子も映し出される。
「彼らの顔には微笑みが、目には涙がありました。子どもたちはこのサプライズプレゼントが信じられません」とキャサリン妃。王子は「魔法が至るところにありました。この物語が教えてくれるもの、それは私たちが協力すれば素晴らしいことが起きるということです」。
パンデミック中にも一家で拍手を送る動画を公開したり、12月には直接対面する全国ツアーに出かけたりと様々な形で医療従事者やエッセンシャルワーカーたちを支援し、称えてきたウィリアム王子とキャサリン妃。今回はこの季節にぴったりなクリスマススピリットに溢れた感謝の形になったよう。