【新NISA】成長投資枠におすすめの「高配当株」2銘柄! 利回り5.8%の「JT」、利回り3.7%で25年連続増配を見込む「三菱HCキャピタル」は長期保有に最適
新NISAの「成長投資枠」での長期保有におすすめの“安定高配当株”2銘柄! 配当利回り5.8%の「JT(日本たばこ産業)」と配当利回り3.7%の「三菱HCキャピタル」! 【図版】新NISAで長期保有するのに適した株は? ●新NISA「成長投資枠」で長期保有するのに適した「安定高配当株」とは? アナリストが注目するのは「JT」と「三菱HCキャピタル」 2024年1月から「新NISA」がスタートする。新NISAは配当や値上がり益といった利益にかかる税金がゼロになるばかりでなく、非課税になる期間が無期限。そのため、長期で保有して配当をもらい続けたり、大化けが期待できる銘柄をじっくり保有したりするにも適している。 万人におすすめしたいのは、業績が良好で減配リスクが小さい高配当株を長期保有することだ。これまでの配当実績と、その元になる利益や売上の推移をチェックし、安定感がある銘柄を選びたい。そうした銘柄なら株価も下がりにくく、中長期での値上がりも期待できるだろう。 ここからは、そんな条件を満たす「安定高配当株」の2銘柄を紹介していこう(※銘柄は、中長期保有を前提としてアナリストなどのプロ14人が選定。株価や配当利回りなどのデータは2023年9月4日時点)。 一つ目の銘柄は、6%近い配当利回りを誇るJT(日本たばこ産業・2914)だ。 JTはたばこ事業を中核とし、食品や医薬品などにも事業を展開する企業。海外売上が7割を超えており、世界のたばこ消費を背景に売上を伸ばす。業績は安定的に推移。1994年の上場以来、減配したのは2021年12月期の1回のみ。配当性向は73%とやや高めだが、今後も安定した業績が見込まれる。 二つ目の銘柄は、今期で25年連続の増配を見込む三菱HCキャピタル(8593)だ。 三菱HCキャピタルは、情報関連機器や産業機械に強みを持つ大手総合リース企業。2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルが経営統合し、経営基盤や顧客基盤が強化された。不動産、環境エネルギー、自動車、海外など事業領域は広く、リスク分散が効いている。2021年に買収した米国の海上コンテナリース企業も利益に貢献。PBR1倍割れは割安だ。
ザイ編集部
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