「自分の未熟なところが出た」レスリング・石黒隼士が2回戦で敗れる 第2ピリオドで攻め込まれテクニカルスペリオリティ―負け
◇パリオリンピック2024 レスリング男子フリースタイル86キロ級2回戦(大会14日目=日本時間8日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】レスリング清岡幸大郎選手 初戦をテクニカルスペリオリティ―で勝利した石黒隼士選手は2回戦に出場。アーロンマーケル・ブルックス選手(アメリカ)と対戦しテクニカルスペリオリティ―で敗れました。 第1ピリオドから得意のタックルを警戒され、なかなかタックルに入れず石黒選手が口頭注意を受けます。その後は第1ピリオド終盤には石黒選手が場外に出し、1ポイントを奪い返すと1-1で第1ピリオドを終えます。 第2ピリオドは、開始早々ブルックス選手にバックを取られ2ポイントを奪われると、その後も石黒選手がタックルに入れず、なかなかポイントを奪えません。するとブルックス選手のタックルで2点を奪われるなど7-1とリードをされます。 残りおよそ1分にもバックを取られさらに2点を追加されると、最後は石黒選手がタックルに入るといなされ、再びバックを取られて11-1のテクニカルスペリオリティ―で敗れてしまいました。 試合直後にインタビューに応えた石黒選手は「優勝目指してここに来てたんで、こんなやられ方をすることなんて考えてなかったからこそ、まだ整理がついていない状態」とコメント。ブルックス選手の印象について「1回やったことある選手で手の内っていうのは分かっていたんですけど、後半体が動かなくなってしまって、そこから相手の展開になってしまって、そういうところが自分の未熟なところが出たのかなと思います」と試合を振り返りました。 相手ブルックス選手が決勝へ進めばまだ敗者復活戦へ望みがつながる石黒選手。「もう1回気持ちというよりは体のコンディションを作り直して、彼は決勝に行ってくれると思うので、それに向けて準備をしたい」とコメントしました。