<竹内涼真>ドラマ「六本木クラス」で主演 髪形は完成まで4時間 大事にしているのはスタッフ、共演者との“人間関係”
7月7日にスタートする連続ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系、木曜午後9時)で主演を務める俳優の竹内涼真さん。ドラマは大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」のリメークで、竹内さんが演じるのは、復讐(ふくしゅう)を誓って絶対的な権力者に立ち向かっていく主人公の宮部新。無愛想だが真っすぐな性格で、強い信念を持った青年だ。竹内さんに、オファーに「即答ではなかった気がします」という主人公役を受けた思いや今作にのぞむうえで大事にしていること、新役への意気込みなどを聞いた。 【写真特集】髪形一新の竹内涼真 撮り下ろしショット一挙公開 全身も
◇
「六本木クラス」は、東京・六本木が舞台。韓国のマンガ「梨泰院クラス」を原作者のチョ・グァンジンさん自身が設定を日本に置き換え、マンガ配信サービス「ピッコマ」で掲載中の「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」が原作。日韓共同プロジェクトとして、ドラマ版「梨泰院クラス」の脚本担当のチョさんや、演出担当のキム・ソンユン監督らの協力により、ドラマ化が実現した。
リメーク元の「梨泰院クラス」は2020年1~3月に韓国で放送。絶望のふちに立たされた青年が復讐(ふくしゅう)を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく、仲間と共に立ち向かう“下克上”を描いており、同年3月から動画配信サービス「Netflix」で配信され、日本でもブームになった。竹内さんは「ドラマ好き、映画好きの人はみんな『梨泰院クラス』の話をしていて、僕もそうでした」と振り返り、「それぞれの人柄と人間関係の模様がすごくユニーク。見ていて感情が揺さぶられるし、感動もする。いろんなエンターテインメントが詰まった作品ですよね。だから国をまたいでヒットしたんだと思う。率直に面白かったです」と感想を語る。
今回の話を聞いたときは「こんなに早くリメークするんだ、とびっくりしました」と驚いたという。主演のオファーについては「『なんで僕なんだろう』と、いろいろ考えて。でも、たまたま目の前にすごく大きなチャンスが来て、僕を推薦してもらえるなら……。『梨泰院クラス』は内容がすてきで面白いので、その一部になれるならぜひ参加したい、と思いました」と決心したと明かす。