二度と行かない! 本当にあったレストランで受けた理不尽エピソード5選
事件ファイルNo.4:「こっちが聞きたいよ事件」(派遣社員・30代女性)
今年の5月中旬頃のことです。4月7日にコロナの感染拡大の影響を受けて国が緊急事態宣言が出してから、会社の近所の飲食店は臨時休業をしているところが多く、ランチはもっぱらテイクアウトばかり。その日も、近所のお弁当を買うために同僚と歩いていたんです。すると、以前、食べたことがあるビストロが店を開けているのが目に入りました。店先にはハムなどが並べられて、テイクアウトができるようです。美味しい店だったので、私と同僚が嬉しくなって何か買おうと選んでいると、店内の奥で食事をしている二人連れがいるのに気づきました。「あれ? イートインも再開したのかな」と思って、ご主人に聞いてみたんです。 すると「いや、やってません」と言います。では、そろそろランチだけでも再開するのかなと思って、「いつ頃から再開するんですか?」と聞くと、今度は、「こっちが聞きたいくらいですよっ!」と強めに言い返されました。なんだか言葉を失いました。緊急事態宣言で一部店舗の休業要請が出ていて、お店にとっては確かにとても辛い状況なのはわかりますが、「さあ、まだなんとも言えないんですよね」とか言えばいいのに。あんな無愛想な返事をすることはない気がするんです。美味しい店だっただけに、がっかりしました。
事件ファイルNo.5:「鮨屋ランチ半額詐欺事件」(主婦・40代)
商店街にある鮨屋の話です。昼時になると、その店は、店先に「ランチ限定半額!」と書いた看板をいつも出していました。たまには子どもたちにも回っていないお寿司を食べさせてあげようと思い、3人で訪れた時のことです。開店直後の11時40分過ぎに入店。表の看板にあった2200円の握り(半額で1100円)を2つと、海鮮丼2000円(半額で1000円)を1つ注文。すると、「その2つは売り切れました」と言うんです。 どう考えても売り切れるほどの多くの客がいるようには見えませんし、なにしろ開店直後ですよ? でも、出て行くわけにもいかず、「では何があるんですか?」と聞くと、3400円の握り(半額で1700円)と、4200円の握り(半額で2200円)。そんなことってあります? 鮨屋ってネタを揃えておくはずだし、値段に合わせていかようにも握れるはず。仕方ないので注文しましたが、看板に売り切れましたと明記するか、席に着く前に言うべきでしょ。席について注文を受ける段階で半額のランチがないこと言うなんて、詐欺なんじゃないかと思いました。お金の問題じゃありません、不親切です!
いかがでしたでしょうか。皆さんもこうした飲食店での不快な経験が1つや2つあるのでは? 今回は「残念なお店の話」でしたが、態度の悪いお客さんがいるのもまた事実。「残念な店、ひどい客」といったおもしろエピソードをお持ちの方は「食楽web編集部」までお寄せください!
(構成・文◎土原亜子)