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利益ある? なぜ月1万円でクルマ貸出し実現!? 災害支援にも役立つ一石二鳥の新サービスとは

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くるまのニュース

災害支援にもつながる 車検代・自動車税無しのカーリース

 一般社団法人日本カーシェアリング協会は、災害が起きた際に返却することを条件に、月額1万円(税別)でクルマを貸し出す新たなサービス「災害返却時カーリース」を開始しました。安価でクルマを借りられるだけでなく、社会貢献にもなるこのサービスの詳細とは、いったいどのようなものなのでしょうか。 【画像】月1万円で借りられるクルマはどんな車種? 画像でチェック(10枚)

 日本カーシェアリング協会は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で設立した非営利組織です。これまで、全国からの寄付で集められたクルマを活用した生活支援や災害支援活動をおこなってきました。  今回、同協会が開始する災害時返却カーリースは、災害が発生して同協会がクルマの返却を要請した後、10日以内に指定の場所へ返却することを条件にクルマを貸し出すサービスです。  返却後、クルマは災害被災地へ運搬され、被災者の生活復旧のために無料貸し出しされます。リース料金は月額1万円(税別)で、契約手数料は無料、かつ車検代や自動車税無しで利用可能です。  契約期間は1年間で、貸し出されるのは中古の軽自動車です(軽乗用車・軽トラック・軽バンなど種類あり)。  貸し出し拠点は、宮城県石巻市、宮城県伊具郡丸森町、福島県いわき市、栃木県栃木市、佐賀県武雄市の5か所で、利用希望者は貸し出し拠点を訪れてクルマを選ぶ必要があります。  同協会が2020年に全国で貸し出す想定台数は、宮城県で30台、 福島県で10台、 栃木県で10台、 佐賀県で20台の計70台です。  なお、貸し出しするクルマの車種や台数には限りがあり、希望する車種が用意できない可能性もあります。  日本カーシェアリング協会は、災害時返却カーリースを開始した背景を次のように説明します。 「災害でクルマを失い生活復旧に支障をきたしてしまう事態は、東日本大震災以降も起き続けています。2019年も短い期間で災害が連続して発生し、被災者支援用の車が不足しました。  まずは、(協会が)2019年に支援に入った被災地(宮城、福島、栃木、佐賀)を中心に、次の災害までのクルマの利用を呼びかけます。  協会では、(災害時に)できるだけ多くの支援用車両を迅速に被災地に集めることを目的とし、今後はこの仕組みを用いて支援車両を全国に配備することを目指しています」

くるまのニュース編集部

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