ルックスBのビジュアルに気を取られていたら…そっちじゃないほうが問題！？

「ルックスB」のデザイン改変が物議を醸した「戦士」。問題はバトル中にも発生！？

　HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「戦士」といえば、「ルックスB（前作までの女性）」のビジュアルが物議を醸しました。ところが、ゲームが発売されてから、戦士に関する別の問題が浮上しました。 【画像】えぇ…お前なんでやねん…　コチラが戦闘中の戦士（A）のツッコミたくなる後ろ姿です（4枚） 　ネット上で話題にされているのは、「戦闘中のビジュアル」です。HD-2D版『ドラクエ3』では、パーティ4人の後ろ姿が映されるタイミングがあります。その際、装備している武器によって、各キャラクターのビジュアルが変化します。 　問題の「ルックスA（前作までの男性）」の戦士はオノをかついでいるのが見て取れます。序盤、まだ装備を買いそろえる余裕がないときは、「そのかついでいるオノを使ってくれたらいいのにな……」と思いながら、「こんぼう」や「どうのつるぎ」など比較的手に入りやすい武器を持たせていたかもしれません。そして物語が進み、ようやく「鉄のオノ」を入手し、その攻撃力の高さに喜びつつ、バトルに突入すると……。 「背中のオノがなくなってるー！？」 　オノ系の武器を装備していると、戦士のビジュアルから背中のオノが消えるのです。オノを持っているのに、オノを背負っているのは違和感があるための演出なのかもしれませんが……。 　ちなみに、この戦闘中のグラフィックの変化は、ルックスBの戦士にも起こります。ルックスBの戦士は剣を背中に付けていますが、剣を装備すると、さやのみになります。勇者も同様に、剣とそれ以外の武器を装備するときとでグラフィックが変わります。 　こういった細かな演出には「粋だな」と感じる面もありますが……。ルイーダの酒場で仲間にしたときは素手の状態。メタ的に見ると、「持ってるその武器使ってよ！」とツッコミたくなります。「キャラのグラフィックが変わる」のはファミコン版の初代『ドラゴンクエスト』からのこと。両手が空いていたカニ歩き勇者のドット絵が、装備を整えると変わったときの喜びが、懐かしく思い返されます。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』： (C)ARMOR PROJECT／BIRD STUDIO／SPIKE CHUNSOFT／SQUARE ENIX　(C)SUGIYAMA KOBO　(P)SUGIYAMA KOBO