ラグビーW杯初の8強 日本代表が会見(全文1)次はもう1つ上を狙いたい
人気の高まりをどう感じているのか
日本経済新聞:幹事社の日経新聞のタニグチです。よろしくお願いします。まずは何度もワールドカップに出場された堀江選手。それからトンプソン選手。それから初出場の姫野選手、お3方に2つ質問させていただきます。 1つ目は今回スタジアムでもテレビでも非常に多くの方が応援してくれました。そのことに、この人気の高まりについてどういうふうに感じておられるのかということが1つと、もう1つは今回のこの貴重な経験を日本のラグビー界にどうやって伝えていきたいかという、この2つについて教えてください。 通訳:難しいですね。すいません。(英語)。 トンプソン:まずは本当に素晴らしい大会だったと思います。それで日本国民全員で、本当に誇らしく、みんなで一緒に一丸となって戦えた大会だと思います。 そしてこの1カ月で、本当にこのラグビーっていう競技が国民に認知されたと思います。なので、これを通じて多くの子供たちがラグビーを始めてもらいたいと思いますし、そして引き続きラグビーというスポーツを応援していただきたいと思いますし、それがさらなる発展につながると思います。
今をベースにして、どれだけ上がれるか
堀江:僕ですよね。非常にうれしいです。2011年のときにニュージーランドでワールドカップ終わって帰ってきたら、記者が2、3人やったかな、ぐらいで。今目の前にこんなにいるっていうのは本当に考えられないことで、これを継続しなあかんなと思います。本当に選手たちができることっていったら、どれだけ強くなれるか、本当にこの今、今をまずはベースにして、ここからどれだけ上に上がれるか、どれだけ強化できるかっていうのが、どれだけうまくなれるかっていうのが僕らの仕事だと思うので、常にそれを目指しながら次のワールドカップに進まなければならないですし、それがラグビーが認知されて人気をキープできるっていう、僕らの仕事だと思いますし。選手だけではできないので、本当に周りが、協会だの全員含めてみんなで上にどんどん上がっていければいいかなと僕は思っています。 姫野:本当にこれだけラグビーで盛り上がって本当にうれしく思いますし、本当に選手1人1人がグラウンドの中、サポートする選手もそうですし、スタッフもそうですし、そういった1人1人のハードワークが多くの国民の皆さんに感動を与えることができたんじゃないかなというふうに思っています。これからどんどん今後がラグビー界大事になってくると思うので、どんどんラグビーの魅力を、素晴らしさというのをどんどん発信していけるようにやっていきたいなというふうに思っています。