スカイマーク佐山会長、新型コロナ感染で年末退院
スカイマーク(SKY/BC)の佐山展生会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性判定を受けたことから、2020年12月18日から30日まで入院していたことを自身のSNSアカウントで1月3日に明らかにした。家族内感染だったという。 佐山会長はFacebookやTwitterの個人アカウントで、年末まで入院していたことを明らかにした。家庭内感染を防ぐことの難しさを感じたとして、「コロナの可能性が出てきたら絶対無理しない。コロナは急速に悪化します」「身近にコロナが疑わしい人が出たら、その検査結果出るまで一切人に会わない」と、感染で得た教訓を投稿し、注意を呼びかけている。 佐山会長によると、家族が発熱したため、PCR検査の結果が出るまでは人に会わないようにしていたところ、陽性反応が出たため入院していたという。 日本の主要航空会社の経営トップで、新型コロナの感染が明らかになったのは初めて。一方、空港運営会社の経営陣では、関西エアポートのブノア・リュロ副社長が12月1日に、中部国際空港会社の各務正人副社長が30日に陽性判定を受け、自宅待機など保健所の指示に従ったが、重症化した人はいない。また、羽田空港など各地の空港でも従業員が感染した事例が報告されている。
Tadayuki YOSHIKAWA