高齢親、食事のあれこれや水分不足が心配になってきた...そんなとき取り入れたい3つの便利アイテムをご紹介
油断は禁物、熱中症の発生場所は4割が住居内
熱中症予防には、塩分と水分の補給が欠かせません。熱中症の段階まで行ってしまうと、水分だけでなく大量のナトリウムも失われた状態なので、水分補給に加えて適切な電解質の補給も重要になってきます。 脱水症になると通常点滴を投与しますが、予防と治療においては身体への負担が少ない経口補水液を医師も勧めており、この経口補水液にもゼリー状ものが数多く発売されています。たとえば、大塚製薬が出しているオーエスワンゼリー。経口補水液はスポーツドリンクより電解質濃度が高く、軽度から中等度の脱水症における病者用食品として認められており、こちらのゼリー1パウチ200gは、液体タイプの200mlと同等の成分が含まれています。 発生場所は4割が住居内と言われている熱中症。これからの季節は特に「外に出ないから大丈夫」で済ませず、高齢親の水分不足は常に気にしておきたいものです。
構成/渋澤和世 取材・文/井手朋子 イラスト/Sumi 編集/佐野倫子
渋澤 和世