〔ロンドン外為〕円、150円近辺に上昇(29日正午)
【ロンドン時事】週末29日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利低下を眺めた円買い・ドル売りが進行し、1ドル=150円近辺に上昇した。正午現在は149円99銭~150円09銭と、前日午後4時(151円47~57銭)比1円48銭の円高・ドル安。 日銀による利上げ観測の広がりを背景に円買い・ドル売りが加速した海外市場の流れを引き継いだ。米金利の低下も押し上げ要因となり、10月21日以来1カ月超ぶりとなる149円台に上昇して推移。その後は米金利低下が一巡したことなどもあり、もみ合う展開となった。 対ユーロは1ユーロ=158円43~53銭(前日午後4時は159円84~94銭)と、1円41銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0557~0567ドル(同1.0548~0558ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2694~2704ドル(同1.2677~2687ドル)。