2月7日開催のスーパーボウル、愛国歌を歌うアフリカ系アメリカ人の歌手が心境を語る
いよいよ現地時間2月7日(日)に開催されるスポーツ界最大の祭典スーパーボウル。ハーフタイムショーと並び、試合前の国歌や愛国歌のパフォーマンスも注目を集める。今年はハーが愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を歌うことが決定している。 【写真】ハーフタイムは?CMは? 2021年スーパーボウルについてわかっていること
ハーはテレビ番組「エンターテイメント・ウィークリー」のインタビューで「スーパーボウルでパフォーマンスすることにとてもワクワクしている。これ以上ないほどの大舞台でしょ?」と語っている。さらに「私の目標は自分らしい愛国歌を歌うこと。この曲は歌う人ごとに違い、私はそれぞれのバージョンが大好き。でも私はそこに異なる要素を取り入れたい。ハー・バージョンにしたい」とも。「自分自身に楽しみなさいと言い聞かせるつもり。会場に行ってウォームアップをして、ただすべてがうまくいくことを祈るだけ」。
またアフリカ系アメリカ人の女性として大役を担うことにも意味を感じているという。スーパーボウル出演にあたって「一番よく考えるのは自分がカリフォルニアのベイエリア出身の黒人の女の子だということ。こんなステージに自分が立つなんて想像しなかった。これは他の黒人の女の子たちに、あなたにもできるというメッセージになると思う。あなたにできないことはない。希望は大きく持って」。
2018年のグラミー賞で2冠を達成、今年も最優秀楽曲賞を初め2部門でノミネートされているハー。どんな歌声を聞かせてくれるのか楽しみにしたい。