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3億2600万円のスーパーカーが登場!フェラーリ&ランボも仰天の“超高性能”とは

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GQ JAPAN

ゴードン・マーレイが開発したスーパースポーツカー「T.50」が発表された。そのテクノロジーにはビックリだ! 【写真を見る】「T.50」の詳細(21枚)自然吸気なのに663ps!

ゴードン・マーレイとは?

「こんなクルマをデザインできるのはゴードン・マーレイただひとりしかいない」 ひと目見ただけでそう確信できるまったく新しいスーパースポーツカー「T.50」が発表された。 ゴードン・マーレイは知る人ぞ知る天才F1デザイナーで、ブラバムF1チームで数々の革新的F1マシンをデザインした後にマクラーレンに移籍。1988年にはホンダと組んで16戦15勝を達成したマクラーレン「MP4/4」を生み出した。 さらにマクラーレン・カーズを設立して、こちらも伝説的なスーパースポーツカー、マクラーレン「F1」を開発し、あまたあるロードカーの常識を覆したことはご存じのとおり。そのマクラーレンF1を引っさげて参戦した1995年のルマン24時間レースでは初参戦にして初優勝を果たすという快挙を成し遂げている。

“軽量化”へのこだわり

そんなマーレイがもっとも重視するクルマ作りの哲学が“軽量化”である。 マクラーレンF1は本格的なカーボンモノコックを初めて使ったスーパースポーツカーといっても過言ではないが、このおかげで排気量6.1リッターの巨大なBMW製V型12気筒自然吸気エンジンを搭載しながら1140kgという驚くべき軽量設計を実現した。ちなみに、これはトヨタの「ヤリス・ハイブリッド」の4WDモデルと大差ない車重である。 ところがT.50は、排気量3.9リッターのコスワース製V型12気筒自然吸気エンジンを積みながら、車重はF1をさらに下まわる986kgを達成! これは、マクラーレンF1が誕生した30年前とは安全性や排ガス規制などがまったく異なる現在では奇跡といってもいいスペックだ。 クルマのスタイリングもいかにもマーレイらしいピュアでクリーンなもの。ウィングに代表される空力パーツを取り付けることなく、世界最高レベルのエアロダイナミクスを実現するのが彼の真骨頂で、これを可能にするため、T.50ではボディ最後部に直径400mmのファンが搭載された。 まるで1978年のF1スウェーデンGPで鮮烈なデビューウィンを果たしたブラバム「BT46B“ファンカー”」を思い起こさせるこのデバイスは、可変式リアスポイラーや可変式リアディフューザーなどと連動してT.50のダウンフォースを50%増やし、反対にドラッグを12.5%減らして最高速度を伸ばすことにも役立てられる。なお、ブレーキング時にはダウンフォースを100%高め、最大の制動力とスタビリティをもたらす。 コクピットがセンターシート・レイアウトとされたのもマクラーレンF1を髣髴とさせる。これはスペース効率が優れるだけでなく、ペダルオフセットが皆無で、左右のコーナーに対して同じ感覚でアプローチできるなどのメリットがある。 ちなみに手に触れる部分にプラスチック製パーツはなく、すべてムクのアルミから削りだしている点にもマーレイのこだわりを感じる。美しく、そしていかにも軽量そうなペダル類はチタン製だ。

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